▶イベントレポート【キッズ・レッツ・プレイ(中国編)杜陵小学校】

2022年06月20日

【キッズ・レッツ・プレイ(中国編)杜陵小学校】

 令和4年6月15日、杜陵小学校の3年生のクラスにお邪魔し、今年度最初の、そして小学校では初めてとなるキッズ・レッツ・プレイを実施しました。

 まずは子どもたちにとって身近な「盛岡に住んでいる外国人」について知ってもらうために、市内在住外国人の人数や市民に占める割合、どの国から来ている人が多いかなどを紹介しました。盛岡に住む外国人のうち、最も多いのは中国から来ている人だと紹介した後、講師を務める中国人の程(テイ)先生による中国の生活や文化の紹介がスタートしました。

 日本から程先生の出身地である天津までは、飛行機で3時間足らずと紹介したところ、「近い!」という声が聞こえました。また、中国のコンビニエンスストアには日本のお菓子も並んでいることを紹介すると、中国がぐっと身近な存在になったようです。一方で野菜市場では量り売りが一般的であること、餃子は皮から手作りすることなど、日本と似ている点があると同時に、違いもあることも学びました。最後に、外国人と日本人が互いの違いを知り、認め、共に協力できる盛岡を目指そうというメッセージで、講座を締めくくりました。

 講座終了後、子どもたちから「夏休みに中国に行ってみたい」という声が上がるなど、この講座を通じて子どもたちの中国への興味関心は一気に高まったようです。45分間という短い時間でしたが、この講座を通じて子どもたちの外国や外国語へ興味を持つきっかけとなる機会を提供することができたのではないでしょうか。