▶令和元年度 キッズ・レッツ・プレイ⑧

2020年02月07日

キッズ・レッツ・プレイ⑧ @永井保育園

 

 令和元年度最後のキッズ・レッツ・プレイが1月29日に行われました。講師は,今年4回目の参加になる,タンジラ・イスラム先生です。今年度最後の事業を締めくくるべく,とっても綺麗なピンクの民族衣装,スリーピースを着用してきてくれた先生,本当にありがとうございました。

 園に到着するすぐに,とっても元気な子供たちの姿が見られました。この日も講座はバングラデシュの国紹介からスタートします。みんなでバングラデシュの国旗や,バングラデシュで使用されている言語,ベンガル語について知り,そして日本からどれくらい離れているかなどについて,写真と共に勉強します。バングラデシュまで飛行機で15時間かかると教えると「それって遠すぎー!」と驚く子もいましたが,こんなに離れている日本とバングラデシュの国旗は,面白いことにとてもよく似ています。バングラデシュには季節が6つあることを知ったり,岩手で育つ果物と暑いバングラデシュで育つ果物との比較などでみんな盛り上がりました。

 その後はバングラデシュでも遊ばれているハンカチ落とし「Rumal Chor(ルーマル チョール)」で遊びました。「落ちたよ!」という意味の言葉「Laka(ラカ)」を講師から教わり,ハンカチを落とす時には「Laka!」と元気一杯に言うルールを追加しました。みんなはこれで「Laka」という言葉を完璧に言えるようになりました(使い道はさておき・・・)。本当に子供は覚えが早いですね!

 ゲームの後は,タンジラ先生にベンガル語でみんなの名前を書いてもらいました。先生の所へ行き,自分で名前を伝え,そして名前を書いてもらったら「ドノバート」とベンガル語で「ありがとう」と伝えます。恥ずかしがっていた子も,先生の前に立つときちんとコミュニケーションを取ろうとしていたのがとても印象的でしたし,かっこいいなぁと思いました。

 あっと言う間に一時間が経ち講座は終了しましたが,講師の先生に折り紙のプレゼントをする園児や,「また来てね!」,「ドノバート」と伝える園児もたくさんおり,みんなのフレンドリーな姿勢にとても刺激を受けました。

 これをもちまして,令和元年度のキッズ・レッツ・プレイは無事終了いたしました。ご協力くださった保育園の先生方,園児のみんな,そして講師の方々,本当にありがとうございました!