▶令和元年度 キッズ・レッツ・プレイ⑦

2020年01月29日

キッズ・レッツ・プレイ⑦ @乙部保育園

 

 令和2年初のキッズ・レッツ・プレイが乙部保育園で開かれました。今日はどんな子供たちが待っているかなーとワクワクしながら車で園に到着。岩手大学でのお勉強やお仕事に日々多忙なタンジラ先生ですが,キッズ・レッツ・プレイで日本の子供たちと触れ合える時間が大好きなのだそう!

 

 「今日は,バングラデシュという国から,タンジラ先生がみんなに会いに来てくれましたよ!」と言えば園児のみんなはソワソワとした表情を見せ,楽しみにしてくれていたんだなぁと,とっても嬉しくなりました。

 

 さっそく,パワーポイントでバングラデシュという国についてお勉強します。まずは国旗。これがなんと日本の国旗ととっても似ています。どちらの国旗も中心に赤い丸があり,日本は白地,バングラデシュは緑地と,違いはそれだけです。タンジラ先生が「バングラデシュから日本まで,飛行機だと15時間くらい掛かりますよ。」と教えてくれましたが,それほど遠い国なのに国旗が似ているなんて,それだけでちょっぴり親近感が湧きますよね。その後はバングラデシュの文字やお金,食べ物や果物,サリーという民族衣装など写真を見て先生の母国についてたくさん学びました。バングラデシュで話されている言語「ベンガル語」で,お母さんは「マー」,そしてお父さんは「ババ」と言うそうです。ババは何となくお婆ちゃんという印象が強いですが,バングラデシュではお父さんを意味します。このように国が違うと同じ言葉も違う意味になってしまうんだよと,園児のみんなにわかってもらえたかなと思います☆

 

 バングラデシュについてお勉強した後は,お待ちかねのゲームタイム!前回同様,バングラデシュ版ハンカチ落としをして遊びました。バングラデシュでは「Rumal Chor(ルーマル チョール)」という名前で子供たちに親しまれているそう。タンジラ先生も輪の中に入りゲームスタート!今回はハンカチを落とす人に,「落ちた」という意味のベンガル語「LAKA(ラカ)!」を言ってもらい,楽しく遊びつつベンガル語のお勉強もしました!先生に落とすお友達もいて,ゲームは大いに盛り上がりました。

 

 その後は先生がベンガル語でみんなの名前を紙に書いてプレゼントしてくれました。ひらがなに慣れた私たちからすると,ベンガル語は何だか暗号のような飾り模様のようなミステリアスな見た目でとってもカッコイイ!園児のみんなもベンガル語で“ありがとう”「ドノバット」と言い先生に感謝を伝えていました。

 

 先生が着てきた民族衣装「サリー」や,アクセサリーとして眉間に貼っていた赤い丸いシールに興味津々な女の子や,「かっこいいでしょ」とベンガル語で書かれたお名前を見せてくれた男の子もいて,みんな先生とのひと時を楽しんでくれているようでした。

 

 最後になんと,園児達からお歌のプレゼントがあるとのこと。みんなでとっても上手に「勇気100%」を歌ってくれました!タンジラ先生は「とっても感激です!」と本当に喜んでおり,みんなが一生懸命歌っている様子に感動していましたよ。

 

 乙部保育園のみんな,先生方,どうもありがとうございました。