▶令和元年度 キッズ・レッツ・プレイ⑤
2019年12月09日
キッズ・レッツ・プレイ⑤ 2019年12月6日(金)@手代森保育園
この日は遂に盛岡にも雪が積もり、美しく白に彩られた山々を車中から眺めつつ、「めっちゃきれー!」と口にした今回の講師、タンジラ・イスラム先生。先生の生まれた国バングラデシュに雪は降らず、冬でも気温は20℃以上と、とても暖かい国なのだそう。岩手は寒いねーと話しつつ手代森保育園に到着すると、その寒さも吹き飛ばすような元気な子供たちが先生を待っていてくれました。
バングラデシュ生まれのタンジラ先生は、現在岩手大学でコンピューターサイエンスを勉強している学生さんです。日本語も英語もお上手なタンジラ先生ですが、今回は母国語であるベンガル語での簡単な挨拶や、バングラデシュがどんな国かを園児達に教えてくれました。
「みんなー、ハロー!」というと、大きな声で「ハロー!!」と返してくれた園児のみんな。
バングラデシュについての説明を一生懸命聞いてくれて、質問にもちゃんと答えてくれたり、みんな興味を持って参加してくれましたよ。
次に、バングラデシュの子供達が遊んでいるという「ルーマル チョー(ハンカチ泥棒)」というゲームをしました。
しかし、なんとルーマル チョーは日本でも遊ばれている「ハンカチ落とし」とほぼ同じゲームでした!
国や文化が違っても、同じ遊びをしていると思うと親近感が湧きますよね。
今回はせっかくタンジラ先生に来てもらったので、ハンカチを落とす時にベンガル語で「落ちた」という意味の「Laka(ラカ)」と言わなくてはいけないという特別ルールを加えました。
最初に何回か練習すると、みんなすぐにルールを理解してくれました。
「ラカ!」と大きな声で言ってくれる子もいれば、ハンカチを背後に落とされたことに気づかず「~君だよ!」とお友達に言われ急いで立ち上がり逃げ出す子、
中にはなかなか座らずハンカチを持ったまま1周、2周、3周してしまう子も!
見ているこっちもゲームに参加したくなるほど、楽しそうに盛り上がってましたよ。
最後に、タンジラ先生がベンガル語でみんなのクラス名、「さくら」「たんぽぽ」「チューリップ」を紙に書いてくれました。
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みんな日本語とは全然違う見た目の文字に興味津々!出来上がった紙を嬉しそうに先生から受け取ってました。
お別れの時間になると、ハイタッチをしたり、「また遊ぼうね」と先生に伝える子も。
みんなとっても楽しく国際交流できたようで良かったです。タンジラ先生も楽しい時間を過ごしたよ、と話してくれました。
手代森保育園のみんな、先生方、どうもありがとうございました。